タンスの中のプラモデル

オアヤと申します。あなたの家にもタンスの奥に眠っているプラモデルはありませんか?

青大将なつばめ②ナロ10 Bトレ化

お久しぶりです。オアヤです。

相鉄9000がまだ終わってませんが忘れる前に青大将の方を記事にしていきます。


タイトル通り、ナロ10でございます。





以下説明

ナロ10
1955年から開発、試作その後量産された軽量構造の10系客車グループ。
その二等座席車(今のグリーン車)がナロ10です。

10系客車以前の客車(いわゆる旧客)の車体構造は土台となる台枠に強度の相当分を負担させていました。

ガッシリとした足回りの上に木製車体が乗っているイメージ。



それに対し10系では台枠中央部前後を貫通していた中梁を省略し、台枠側梁、構体、屋根、側板、妻板、そして波型鋼板の床を組んだ車体全体で衝撃を分散負担するセミモノコック構造を採用しました。

梁や柱は、重い形鋼の加工品から、薄い鋼板のプレス一体成型品に置き換えられて軽量化と工数の低減が図られ、また溶接の最適化やひずみ除去技術の進歩等によって側板厚の削減(2.3mm→1.6mm)が実現するなど、車体の大幅な軽量化に成功します。

その他にも、従来は砲金や鋳鋼が当たり前であった内装金具の軽金属部品への置き換えや、アルミサッシの採用、それにプラスチック等の合成樹脂材料の多用などによって、新素材を活用した総合的な軽量化が施され、この結果内装から木材をほとんど廃した「全金属車体」となりました。

今ではこの構造が当たり前になっています。


Wikipediaより引用




さて、そんな全金属車体の祖、ナロ10系ですが1957年から特急つばめの運用に入っています。

今回再現したいのは晩年のつばめなのでナロ10というわけですね。

さてさて、ナロ10のBトレインって実はほとんど出回ってないんですよね、、、

あったとしても色違いか超高値。

さてはて困った困った、、、どうしたものか、、、




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はい、下手くそな演技は置いといて
いつも通りグリーンマックスの板キットを切り継いで行きましょう

ただ、このキット自体もあまり数が出回っておらず、ヤフオクで見つけては落札を繰り返してすこしずつ数を増やして行っている所です。

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パッケージ裏面





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開封してみました。





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窓部につかうプラ板が変色していました。
時代の流れ感じますね。



今回はここから切り継ぎました。


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切り出し前



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切り出し後




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そして使う部品はこちら



切断面をヤスリで整えつつ全長が60mmになるように削っていきます

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出来ました。
加工中の写真撮り忘れましたごめんなさい。






そして台車取り付け位置ですが床板をきりだして任意の位置に取り付けます。


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この事により、台車の位置をBトレ純正よりずらして取り付け、車体間の寸法を小さくする事が出来ます。




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台車についている連結器がこのくらい飛び出るくらいに調整すれば、、、





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この通りです。

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あまり詰めすぎるとカーブやポイントを曲がる時に車体同士が接触し脱線してしまいますのでほどほどに。



皆様も是非おためしあれ。





つづく、、、