エコノミーキットシリーズNo209
スカ線 70系
- 定価 ¥3500
- 実売 ¥3600〜
- 販売形式 一般販売 6両セット
このキットはボディキットのため、別途台車、動力、パンタグラフが必要になります。
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このキットについて
70系電車は1951年から1958年にかけて国鉄が導入した3扉セミクロスシートの旧型電車の総称で、デビュー当時は横須賀線、京阪神緩行線、中央東線など通勤と中距離の輸送性格を併せ持った路線向けに開発されました。中間電動車のモハ70及び低屋根で歯車比の異なるモハ71、三等制御車のクハ76、二等付随車のサロ46(後にサロ75)の4形式合計282両が製造されました。
同時期に製造された80系電車と比較されることが多いですが、長大編成による運用を考慮した中間電動車方式を採用した点以外は、相違点が多く存在します。
また、基本的に同一系列のみで編成組成することを前提とした80系とは異なり、横須賀線では32系・42系と、京阪神緩行線では51系・72系と、中央東線では72系との混結の編成で運用されました。他系列との混結が前提であったこともあり、車両数が充足していた三等付随車は製造されていません。
晩年は新潟、長野方面への地方転出に伴う先頭車改造車や投入線区向け特化改造が施され、1980年頃まで活躍しました。
このキットはクハ2両、モハ3両、サハ(切り継ぎでサロ)1両の計6両セットになります。編成内容だけ見ると登場時の横須賀線編成を彷彿とさせますが、実車を忠実に再現しようとすると素組ではクハのトイレ位置の違いや使用パーツによっては時系列的に再現できない部分があり、かなり手を入れないといけないのかなと思います。
外観
パッケージ外観 表面
写真が結構色あせてます。
内容物全景
箱から取り出してみました。
向かって左側に板、右側に一体成型ボデーが入ってます。
並べてみました。
各パーツ詳細みていきましょう。
各パーツ詳細
先頭車(クハ76)パーツ郡
先頭車(クハ76)パーツ 表面
裏面
中間車(サハ75)パーツ郡
中間車(サハ75)パーツ群 表面
裏面
中間車(モハ70)パーツ群
中間車(モハ70)パーツ群 表面
モハ70は一体成形ボデーです。そのため窓、床板は専用形状になります。
裏面
ボデー妻板面
パンタ側にはハシゴのモールドが入っています。
反対側
その他小物類
床下機器
床下機器パーツはクハ、サハ用の3枚が付属。
床下機器 表面
ランナー番号は4です
裏面
屋根上機器、その他
屋根上機器のベンチレーターは各床板ランナーにも付属しますがハイディテールのものが7個付×3枚付属します。ランナー番号から察するにEVOシリーズのパーツのようです。
下側のはコアレスモーター使用時のスペーサーです。
スペーサー 裏面
EVOベンチレーター アップで。
なかなかいい造形しています。
先頭車前面窓ガラスパーツ、錘ドメと本来別売りの排障器も2個付属しています。
窓板パーツ×6枚、WC用曇りガラス×1枚、板キット用錘×3個、一体成形ボデー用錘×3個
更にボーナスパーツ?として各国電の前面パーツランナーが2枚付属。
プレスリリース時に70系前面窓が木枠前面も選択出来るとのことでしたがこのような形なのですね。ありがたいです。
裏面
取扱い説明書
表面
各組み立て説明と実車の説明が書かれています。
裏面
コアレスモーター使用時の注意事項と編成表が書かれています。
個人的には「区間運転用の2両を含む編成」 を再現してみたいですね
以上、スカ線70系でした。
製作記はこちら↓↓↓
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