お久しぶりです。オアヤです。
結構前に発売直後に紹介記事を書いたグリーンマックスのスカ線70系6両セット。
今回はこちらをショーティー化していきます。
キット紹介のときに少し書いたのですがこのキット、素組では実在の編成を忠実には再現できないようになっています。トイレ位置とか加工しないといけません。
今回はできる限り加工していこうと思っています。
でも諦めてしまうかもしれないのであくまで思っているって段階です。
さて、分からない事が多いので今回は資料本を買って70系について少し調べてみました。この調べた内容を今回のショーティー化に詰め込んで行きたいと思います。
前置きが長くなりましたが早速加工していきましょう。
ボディ切断位置
まずはボディの切断位置から。
ここで切断して
この部分を使います。
ニッパーを使って荒く切り出しました。
切断位置のうち2箇所は窓枠なので寸法を詰めるのは中央のドアパーツで行います。
先に両窓部の切断面をヤスリで仕上げてから、ドアパーツを削って寸法に入れていく感じです。
仕上がりました。
80系をショーティー化したときと同様に前面パーツに厚みがあるのでその分全長から引いてあります。
前面パーツが4mmほどあるのでボディは56mmになるように仕上げました。
厄介なのが反対側です。こちら面にはトイレが設置されていて、窓部が埋められているのですが これを再現していきたいと思います。
この位置で切断して
このパーツを使います。 右端のパーツが小さくて持ちづらかったですね。
寸法に合わせました。トイレ部をうまく表現できたと思います。
L字に接着。固まってから箱形に接着です。
いつものことですが裏面にプラ棒で補強を入れてあります。
屋根切断位置
屋根切断位置はこの辺。適当です。
裏から見るとこんな感じ。
床板切断位置
床板切断位置も屋根同様に適当です。
箱組して仮台車を履かせました。いい感じですね。
実は70系は編成全体でトイレ位置が海側に揃えられています。
海側というのは東海道線でいう下り方向(神戸方面)を見て左側ということです。反対は山側ですね。
ということは反対側のクハのトイレ位置は逆になる、ということです。
また、旧型国電には奇数向き、偶数向きという概念があります。
こちらも東海道線を例にたとえて、運転台のある面が下り方面(神戸向き)が偶数、上り方面(東京向き)が奇数になります。
この奇数偶数にそって車番も設定されています。というか車番に合わせて向きが決まっているといったほうが正しいのかも。。。 後年の転属に伴う方向転換で必ずしもこの通りではないです。
よって、トイレ位置を海側に合わせるとこの車両の運転台は東京方面(奇数向き)になります。タイトルにある通り、クハ(奇数向き)ですね。
そして反対側はクハ(偶数向き)。トイレ位置が逆になります。
加工が大変そうですがやって行きたいと思います。
続く、、、