お久しぶりです。オアヤです。
今回は以前紹介したGM製の板キット、クモハ41とクハ55をショーティー化していきたいと思います。
紹介記事はこちら↓↓
このキット、屋根パーツ以外は共通となっています。
なのでまとめてショーティー化していきます。
早速切断していきましょう。

ボディパーツはクハ、クモハ共に共通、20m級3扉ロングシート車ですね。

まずはこの位置でカット。ニッパーでざっくりと切断しました。

このパーツを使います。

切断箇所を更にニッパーで荒く切り、寸法に近づけていきます。勢い余って切りすぎないように気をつけながら作業しました。

ヤスリで切断面を仕上げつつ寸法にします。今回は61mmとちょっと長くなっていました。

寸法に仕上げた側板に1mmプラ角棒で補強を入れていきます。
大まかに角棒を切り出し、置いてみて、角棒が側板からはみ出ない長さにカットします。

長さが決まりましたら中央の側板に角棒を接着します。

側板を置いていきなり切断面を接着するのではなく、まず角棒側に流し込み接着剤を少量流し込みます。

少量なら位置の調整ができるので裏返して側板同士位置を合わせてから切断面に接着剤を少量ずつ流し込みます。
ここで流し込み接着剤を使う時の注意していただきたいポイントがありまして、、

↑写真のように切断面に流し込む際、裏側に指を当てていると接着剤が指にも流れ込んでしまいます。こうなると、、、

↑写真のように側板に大きく目立つ荒れが出てしまいます。
ちなみに指ではなく机の上とかでも多量に流すと流れ込んでしまうの気を付けましょう。
なので最初に角棒側を接着してから側板の位置合わせ→切断面の接着 の流れで作業するようにしています。
以上、流し込み接着剤を使い時のポイントでした。

接着して仕上がった側板に妻板を接着。
まずはL字をつくるイメージで左右それぞれの側板に妻板を接着します。

L字をそれぞれ接着し、箱組完成です。

左はクハ、右はクモハです。前面妻板は2種類付属されていて今回はこのセットでいこうと思います。実車にはたしてこの編成があったかは定かではありません。
実車はもっとバリエーションに富んでいるのでここを研究してみるのも面白そうですね。

後面妻板は両車とも同じものを使いました。

クモハの屋根ですがそのまま載せたのではパンタ位置が若干後ろ寄りになってしまい、アンバランスなので手をくわえていきます。

ランボード台直前からハイパーカットソーで切断。ランボード側のパンタ配管モールドをできるだけ傷つけたくないのでこの方法で作業しました。

うまいこと切断できました。

ここからはいつもどおりニッパーで切断、この位置でカットしました。

使用するのはこのパーツ。
現物に合わせながら、屋根の丸みがあるので直角をしっかりと意識しながら切断面を仕上げつつ寸法に追い込んでいきます。
ぴったり収まりました。
直角を意識しながら作業したので隙間ができることもなく、うまいこと切り継ぎできました。

クハの屋根は両端部を切断して寸法に合うように削りました。
このクハ屋根、丸みを意識しないでガシガシ削っていたら切断面がきっちりと合わなくなってしまい、切断面車体側に少し隙間ができてしまいました。
パテで埋めるか、、このまま塗装するか、、、考え中です。

屋根上機器が乗っていなかったり床板がついていませんがクハ、クモハ共に仕上がりました!!
次回は屋根上機器と床下です。
続く、、、
最後までお読み頂きありがとうございます。
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