タンスの中のプラモデル

オアヤと申します。あなたの家にもタンスの奥に眠っているプラモデルはありませんか?

【板キットショーティー】Bトレサイズの西武赤電を板キットから作る①

皆様お久しぶりです。オアヤです。

 

今更ですが明けましておめでとうございます。

今年も一年のんびりとやっていけたらいいなと思っています。

 

 

さて、今回は以前紹介した西武451系キットのショーティー化をしていきたいと思います。

 

以前の記事はこちら↓↓↓

oayasabage.hatenablog.jp

 

西武451系について

西武451系は1959年から配備が始まった西武鉄道の通勤型電車です。

501系に続き20m車体、西武初の両開き扉とユニットアルミサッシを採用し、当初は制御電動車モハ451形のみが製造され、クハ1411(戦災復旧車の払い下げ車等。ここも沼が深い、、、)と編成して運用されていました。

 

後年には付随車(サハ)、制御車(クハ)、中間電動車(モハ)が誕生し、その過程において非常に複雑な編成替え、改番が行われている沼な形式です。

 

キットの方はというと、こちらもなかなか一筋縄では行かず、中間車体は付属しません。4両セットですが付属するのは全て先頭車パーツのみ。中間車を製作したい場合は同梱の切り継ぎパーツを使用し、車端部を切り継がないといけません。

こちらが改造パーツランナー。

中間用車端部側面と妻板、特殊ベンチレーターや451系独特形状のヒューズ箱がセットになっています。

 

また、屋根パーツは国電63系列の流用。屋根上モールドは一切なく、またパーツ同士の合いもよくありません。なかなかチャレンジングなキット内容ですね。

 

今回は451系の他にも湘南顔の551系や601系も同時に製作していこうと思っております。

 

なかなか課題の多いキットですが、ぼちぼち作業していきましょう。

何系を何両等まだ決めていませんがとりあえず先頭車の切り継ぎをしてみようと思います。

 

先頭車切り出し

 

まずは先頭車用のパーツを切り出し。

 

この位置でカット。

 

下に下げたパーツ郡はここでは使いません。

車端部は窓枠ギリギリでカットしてうまいこと収められたらいいなと思っています。

 

 

551系や601系の湘南顔たちは側面ステップと乗務員扉後ろの縦樋がありませんので削り落とす必要がありますが、ショーティー化に際しては前面厚み分薄くする必要があるのでニッパーで切り飛ばしてしまいました。

 

使用するパーツはこの3パーツです。

 

切断面をヤスリで削って約58mmになりました。551系列の湘南顔前面パーツの厚さが約2mmですのでこれでちょうど60mmに収まりそうです。

車端部の窓枠がギリギリですね笑。削りすぎると枠がなくなりそうです。

 

なかなかきれいにおさまりました。

前面を別途用意すれば国鉄103系等もこのキットからショーティー化できるのかも??とか思案しています。

 

前面の取り付け

さて、前面の取り付けですが451系列の平前面は一旦おいておいて、551系列の湘南顔を取り付けて行きます。まずは仮合わせ。前面補強モールドと側面との位置がちょいずれています。前面パーツを削って位置を合わせたいと思います。

 

今回より初めて導入したWAVEのヤスリスティックで前面パーツの屋根側上面を削りまして、、、

 

いい位置に来ました。

 

反対面の妻面の取り付け。

側板は中央部で切断したのでそのままでは妻板パーツがつきません。

なので画像奥のように側面をC面取りのように斜めに削りました。

かなり強引ですがこうすることで妻板パーツを取り付けできます。

 

ただ、この工法はかなり精度良くヤスリがけしないと(と言いつつ手加工だと精度を出すのは現実的ではない)側面との間に隙間ができますのでパテ埋め等が必須になります。

今回の451系列は車体と屋根との間に必ず隙間ができるのでこの後パテ埋め工程があります。手数は一緒なので今回はこの強引な工法を採用しました。

 

前面と側面を接着。L字→箱にしていきます。


随分と長くなってしまったので今回はここまで。

 

続く。。