お久しぶりです。オアヤです。
今回はこのキットを紹介したいと思います。
エコノミーキットシリーズNo204 流電52系(飯田線タイプ)4両セット
- 定価:¥4180
- 実売:¥3900〜
- 販売形式:4両セット・一般流通品
このキットについて
1936(昭和11)年、世界的な流線形時代の波に乗って京阪神間の急行電車(今の新快速)として登場した流電モハ52系ですが、急行用としての役目は戦争のため長くは続かず、戦災で1両(52006)を失いました。
戦後は阪和線を経てから地方転属。飯田線入りし、他のサハやクハと組んで4連運用で活躍しました。その後1978(昭和53)年に80系の転入により全車廃車となりました。
本キットは、飯田線末期の広窓流電52系と、中間車としてサハ75・サハ87を組んだ4両編成が制作できます。
GM公式サイトより引用
パッケージ外観(取扱説明)
パッケージ表面
かなり古い旧ロットのものを入手できました。
※旧ロットなので現行品と内容物に差異があります。ご容赦くだいさい。
パッケージ裏面
編成の説明、組み立ての説明が書かれています。この雰囲気がとても好きなんですよね。おかげで捨てられないパッケージがたくさん家に眠っています笑
早速中身の方、見ていきましょう。
未開封品ということで台紙にきっちりホッチキス止されたままです。
こちらの内容物を止めていた台紙も組み立て説明書を兼ねています。こちらには80系の組み立て説明が記載されています。
各パーツ詳細
ボディパーツランナー一覧
ボディバーツランナー一覧
流電52系が2枚、80系が1枚、サハ75系が1枚付属。
クモハ52ボディ 詳細
クモハ52 ボディパーツランナー 表面
特徴的な流線型が再現されています。もちろんデビュー当時ではなく飯田線転属時の状態です。スカートも頑張れば再現できる???
裏面
サハ75ボディ 詳細
サハ75 ボディパーツランナー 表面
No209 スカ線70系6両セットにも同じ物が入っています。それと同一のランナーです。
なので付属パーツを使えばサロ75にすることもできます。
裏面
サロ改造用に切断位置に凹モールドが掘られています。親切設計ですね。
サハ87ボディ 詳細
こちらもNo205 80系初期車6両セットに入っている物と同一のランナーです。
こちらは付属する屋根パーツがパンタ配管無しのものが付属します。(後述)
なので屋根上の配管類を再現できればモハに仕立てることもできなくはない・・??
裏面
元々がかなりのベテランキットなので全体的に金型がやれているのでしょう。バリが多いですね。
屋根・床板パーツ一覧
屋根・床板パーツ全体です。クモハ52用屋根が2枚、サハが各1枚ずつ付属。
クモハ52用屋根・床板 詳細
クモハ52用屋根・床板パーツランナー 表面
ベンチクーラ穴、パンタ取り付け穴は開口済み、パンタ配管モールド有り、ジャンパ栓受けは偶数向き奇数向き両方が付属します。いたれりつくせりですね。
裏面
サハ75用屋根・床板 詳細
サハ75用屋根・床板パーツランナー 表面
こちらもベンチレーター穴は開口済みです。
ベンチレータは角型大、小がそれぞれ付属します。
裏面
サハ87用屋根・床板 詳細
サハ87用屋根・床板パーツランナー 表面
こちらは一切の穴あけは有りません。これが普通です。
ベンチレーターもクモハと比べるとかなりだれているので別途用意したほうがいいのかもしれませんね。
裏面
床下機器ランナー
サハ用
床下機器(サハ用) 表面
いつもの旧国電床下機器ですね。成型色がグレーになっていました。
ランナー番号は4番
裏面
クモハ用
床下機器(クモハ用) 表面
こちらもいつもの旧型国電機器です。成型色はグレー。
ランナー番号は5番
裏面
その他付属品
ベンチレーターランナー 表面
好みで角型と選べるようになっています。ランナー番号はP-2
裏面
そしていつもの錘×4、くもりガラス板(小)×1、窓板×8が付属します。
そして旧ロットといえばステッカーが付属します。
行き先表示や側面のサボ、旧国前面の行き先看板、ヘッドマーク、色味は若干違いますがグリーン帯とブルー帯といたれりつくせりな内容です。
ステッカーの裏面は銀色になっていました。ホロテープ??の様な物と言いましょうか。独特な質感です。
以上、流電52系4両セットでした。
製作記はこちら↓↓↓
近日公開予定!!