小田急2000形、続きをやっていきます。
前回はこちら↓↓↓
前回は車体側面を切り継ぎ、箱にしました。
画像は先頭車だけですが中間車ももちろん箱にしています。
今回は屋根板の切り継ぎ、屋根上機器の調整をやっていきます。
パンタなし屋根の切断位置
早速ですが切られています。
パンタなし屋根は中央で真っ二つ。画像は先頭車屋根ですので左右でアンテナ台座部のビードの有無がありますが、中間用屋根なら両方から2両分産出できます。
ただ、屋根の手すり?モールドが片側だけになってしまいます。今回はここには目を瞑って行きます。
さて、中央で真っ二つにしただけでは当たり前ですが、長さが合いません。
片側を車体に押し当て、はみでた分をニッパーで切断。
切断面をヤスリで整え、妻板より少しだけ奥まった位置になるように寸法を調整しました。といってもこのままではまだ入りません。
原因は屋根板裏側にあります。
屋根妻板側(画像下)には妻板をかわすように段付きモールドになっていますが、切除した側(画像上)にはこれがありません。そのため屋根板と妻板が干渉してしまうのですね。
ですのでここをデザインナイフで斜めに面取りしてしまいます。
屋根板表面に貫通しないように慎重に、ちょっとずつ作業しました。
妻板側も角をナイフで落としておきます。
こうすることでピタッと屋根板が車体にハマりました。
パンタ配管モールドのない中間、先頭屋根はこの方法で作業しました。
パンタ有り屋根の切断位置
パンタ有り屋根も他の屋根同様中央で切除、残りを使いますが、そのままだとパンタ位置が車体中央によっていて、組み立てたときにバランスが悪くなってしまいます。
ですのでまずは画像の位置で屋根板を切断。
避雷器台座ギリギリを狙いました。
切断した右側、配管部をまたもや切断。ここを詰めることでパンタ位置を車端に寄せようという魂胆です。パンタ台ギリギリを狙ってみました。
切断したパーツ分の約4mm程度車端側にパンタ位置が動きました。
切断面をヤスリで仕上げていきます。
屋根に仮合わせ。パンタ位置は良さそうです。
右側屋根端部をパンタなし屋根と同様に仕上げます。
ピタッと車体にハマりました。
車体、屋根が出揃いました。
この記事中でクーラー加工まで行こうと思っていましたが思いの外長くなってしまったので今回はここまで。
続く。。。
今回の製作記の目次です↓↓↓